アクションを実行する
MCPクライアントからツールを使って、アクションを実行する方法を説明します。機能の概要はRemote MCPとは、接続手順とツールの仕様はクライアントを接続するを参照してください。
実行の流れ
アクションは、次の3つのツールを順に使って実行します。
list_actionsで利用できるアクションの一覧を取得し、実行したいアクションのaction_idとenvironment.idを確認します。get_actionで、アクションの入力パラメーターの定義(input_schema)を確認します。execute_actionにaction_id・environment_id・arguments(input_schemaに従った引数)を渡して実行します。
通常、この手順はMCPクライアントのAIが自動で進めます。ユーザーが各ツールを直接操作する必要はなく、実行したいアクションと環境を指示するだけで、クライアントが必要なツールを順に呼び出します。
アクションを実行できるかどうかは、接続したユーザー自身の権限に従います。
実行結果
実行に成功すると、アクションの実行結果がJSONで返ります。MCPクライアントはこの結果を使って、続きの処理を進められます。
実行に失敗したとき
入力値の不備、データソースのエラー、JavaScriptアクションのエラーなど、入力やアクションの設定を見直せば対処できる失敗は、その内容がツールのエラーとして返ります。MCPクライアントはエラーの内容を踏まえて入力を直し、再実行できます。
ベースマキナ側の想定外のエラーで失敗した場合は、ツールの実行自体がエラーになります。時間をおいて再試行しても解決しない場合は、お問い合わせください。
実行できないアクション
無効化されたアクション、現在の環境で無効になっているアクション、非表示に設定されたアクション、使用するデータソースが現在の環境に接続されていないアクションは、ツール一覧に表示されません。
次のアクションは list_actions の一覧に表示されますが、MCPからは実行できません。一覧のレコードでは executable が false になり、実行できない理由が not_executable_reason に記載されます。実行した場合もエラーとして返ります。実行できないアクションでは、get_action の結果に input_schema は含まれません。
| 実行できないアクション | 代わりの実行方法 |
|---|---|
| 実行権限のないアクション | 企業アカウントの管理者に権限の付与を依頼してください。 |
| 実行前にレビュー承認が必要なアクション | アクション実行画面からレビューを依頼し、承認後に実行してください。 |
| レビュー設定が削除されたアクション | アクション設定画面でレビュー設定をやり直してください。 |
| ジョブキューが設定されたアクション | アクション実行画面から「ジョブとして実行する」を選んで実行してください。 |
| ファイルを入力として受け取るアクション | アクション実行画面から実行してください。 |
| ストレージのダウンロード操作のアクション | 署名付きURL発行(ISSUE_SIGNED_URL)操作のアクションを使用してください。 |
| (旧)JavaScriptアクション | アクション設定画面で現行のJavaScriptアクションに移行してください。 |
| 対応していないバージョンのMySQLアクション | アクション実行画面から実行してください。 |
MCPのツールの実行結果はJSONで返るため、ファイル(バイナリデータ)を返すアクションは実行できません。ストレージのダウンロード操作のアクションは、上の表のとおり list_actions の一覧で事前にわかります。一方、HTTP APIアクションが画像やPDFを返した場合や、JavaScriptアクションがファイルを返した場合は、実行してはじめてエラーになります。