Remote MCP
クライアントを接続する

クライアントを接続する

ClaudeなどのMCP(Model Context Protocol) (opens in a new tab)クライアントから、ベースマキナのMCPサーバーに接続する手順を説明します。機能の概要はRemote MCPとはを参照してください。

接続先URL

MCPクライアントには、次のURLをベースマキナのMCPサーバーとして登録します。

https://platform.basemachina.com/mcp

このエンドポイントは、JSON-RPCをStreamable HTTPで扱うMCPサーバーです。プロジェクトや環境はURLには含めず、後述の同意画面で許可した環境から決まります。

接続の手順

  1. MCPクライアントに、接続先URL https://platform.basemachina.com/mcp を登録します。
  2. クライアントがOAuthの認可フローを開始すると、ブラウザでベースマキナの画面が開きます。ログインしていない場合はログインを求められます。
  3. 「アクセスを許可」の画面で、接続を許可するクライアントの情報(Client ID・Redirect URI)と「許可する環境」が表示されます。
  4. 公開を許可する環境を選択し、「許可する」を選択します。
  5. クライアントに戻り、許可した環境のアクションをツールを通じて操作できるようになります。

OAuthの認可コードの取得やアクセストークンの交換は、MCPクライアントが自動で処理します。ユーザーがトークンを手動で扱う必要はありません。

「許可する環境」には、操作しているユーザー自身がアクセスできる有効な環境のみが表示されます。利用できる環境がない場合は、プロジェクトへのアクセス権を確認してください。

接続できるMCPクライアント

ベースマキナのMCPサーバーは、OAuthのクライアント登録方式としてClient ID Metadata Document(CIMD)を採用しています。CIMDでは、クライアントが公開するHTTPS URLをそのままクライアントIDとして使い、ベースマキナが認可時にそのURLからクライアント情報を取得して検証します。

MCPの仕様では動的クライアント登録(Dynamic Client Registration、DCR)は非推奨とされているため、ベースマキナでは提供していません。クライアントごとに異なるOAuth設定や、ベースマキナが発行する専用のクライアントIDもありません。CIMDに対応したクライアントであれば、接続先URLを登録するだけで接続できます。現在はPKCEを使うpublic clientのみを対象とし、Client Secretは発行しません。

クライアント接続方式対応状況
ChatGPTStreamable HTTP対応
CodexStreamable HTTP対応
Claude CodeStreamable HTTP対応
Claude.ai・Claude Desktop・CoworkStreamable HTTP対応
MCP InspectorStreamable HTTP対応
Cursor・Gemini CLI・ClineStreamable HTTP未対応(CIMDに対応していないため接続できません)
VS Code・GitHub Copilot AgentStreamable HTTP未確認(CIMDへの対応が公開されていないため実機確認が必要)
WindsurfStreamable HTTP未確認(OAuthの詳細が非公開のため実機確認が必要)

Claude.ai・Claude Desktop・Cowork

Claudeのコネクタ設定からカスタムコネクタを追加し、接続先URLを登録します。ClaudeがCIMDでクライアントを識別するため、詳細設定のOAuth Client IDやClient Secretは空のままにします。

これらのカスタムコネクタはClaudeのクラウドからMCPサーバーへ接続します。ローカルホストではなく、外部からアクセスできる接続先URLを指定してください。

ChatGPT

ChatGPTで開発者モードを有効にし、カスタムアプリのMCPサーバーURLとして接続先URLを登録します。ChatGPTはCIMDに対応したサーバーではCIMDを優先して使用します。

Claude Code

Claude Codeに接続先URLを登録します。Claude Codeが公開するCIMDを使うため、クライアントIDやClient Secretを指定する必要はありません。

claude mcp add --transport http basemachina \
  https://platform.basemachina.com/mcp

/mcpを開いてベースマキナを選択し、ブラウザでログインとアクセス許可を完了します。

Codex

Codexに接続先URLを登録します。CodexがMCPサーバーごとのCIMDを公開するため、クライアントIDを指定する必要はありません。

codex mcp add basemachina \
  --url https://platform.basemachina.com/mcp
 
codex mcp login basemachina --scopes mcp

ブラウザでベースマキナへのログインとアクセス許可を完了すると、Codexからツールを利用できます。

CIMDに対応していないクライアント

Cursor、Gemini CLI、Clineなど、CIMDに対応していないクライアントからは接続できません。これらのクライアントはDCRか、あらかじめ発行されたクライアントIDの手動設定を必要としますが、ベースマキナはどちらも提供していません。

アクセストークンの有効期限

接続を許可すると、MCPクライアントにはアクセストークンとリフレッシュトークンが発行されます。アクセストークンの有効期限は900秒(15分)です。

有効期限が切れると、MCPクライアントがリフレッシュトークンを使ってアクセストークンを自動的に取得し直します。ユーザーが接続を再度許可する必要はありません。リフレッシュトークンの有効期限は30日で、アクセストークンを取得し直すたびに更新されます。30日以上クライアントを利用しなかった場合は、再度接続を許可してください。

アクションを操作するツール

ベースマキナのMCPサーバーは、次の3つのツールを公開します。アクションごとにツールが増えることはなく、追加・変更・削除された内容はすぐ list_actions の結果へ反映されます。

ツール名内容
list_actions許可した環境で利用できるアクションの一覧を返します。各レコードには、アクションの識別子(action_id)・名前・説明・環境(environment)・実行可否(executable)が含まれます。データを変更しない参照系と判定できたアクションには、read_onlytrue で入ります。
get_actionaction_idenvironment_id で指定したアクションの詳細を返します。実行可能なアクションでは、入力パラメーターの定義(input_schema、JSON Schema形式)が含まれます。
execute_actionaction_idenvironment_id で指定したアクションを、arguments に渡した引数で実行します。

action_id には、アクションに識別子を設定している場合はその識別子が、設定していない場合はアクションの内部IDが入ります。

複数の環境を許可した場合、同じアクションでも環境ごとに別々のレコードとして一覧に並びます。各レコードの environment にどの環境のアクションかが含まれ、get_actionexecute_action では environment.id の値を environment_id に指定して環境を区別します。

無効化されたアクションや、環境で無効・非表示に設定されたアクション、使用するデータソースが接続されていないアクションは一覧に表示されません。接続したクライアントからアクションを実行する方法は、アクションを実行するを参照してください。

関連ページ