アクション
パラメーター
配列

配列

配列は複数の値をまとめて送信する場合に設定するパラメーターの種類です。

配列パラメーターを使ったアクションの実行

配列のパラメーターには以下の項目を設定できます。

  • 要素の種類
  • フォーマット形式
  • 初期値
配列パラメーターの編集

要素の種類

配列の要素の種類は以下から選択できます。

  • 文字列
  • 数値
  • 日付
  • 真偽値
  • 配列

さらに要素の種類ごとに入力必須かどうか正規表現による入力値チェックなどを設定できます。

要素の種類ごとに設定できる項目は、各種パラメーターのドキュメントをご参照ください。

配列の要素の種類が配列の場合

要素の種類で配列を設定すると階層構造のある配列を設定できます。

階層構造のある配列の場合は、配列内の配列の要素の種類を以下から選択できます。

  • 文字列
  • 数値
  • 日付
  • 真偽値

階層構造のある配列の場合でも要素の種類ごとに、入力必須かどうか正規表現による入力値チェックなどを設定できます。

フォーマット形式

配列を送信する際のフォーマット形式を以下から選択できます。

  • フォーマットなし
  • JSON
  • 区切り文字

フォーマットなし

配列の形式のまま送信されます。 フォーマットなし はデータソースが MySQLPostgreSQL のアクションでのみ利用できます。

例)MySQL の IN 句で利用する場合

  1. アクションの追加画面または編集画面から処理の設定画面に移動します。
  2. データソースの選択からMySQLのデータソースを選択します。
  3. パラメーターを追加し入力値の種類を配列、フォーマット形式をフォーマットなしに設定し、任意の要素の種類を設定します。
  4. SQL文を入力しIN句で{{ パラメーター名 }}の形式で配列のパラメーターを利用します。
配列パラメーターの編集
  1. アクションを保存します。
  2. アクションの実行画面で配列のパラメーターに値を入力して実行すると、入力した値がIN句に展開されてSQLが実行されます。

JSON

配列をJSON形式に変換した文字列が送信されます。

要素の種類送信される文字列説明
テキスト["a","b"]
数値[1,2]各要素は二重引用符なしで送信されます
日付(unixtime として利用する場合)["1672498800","1672585200"]
日付(unixtime として利用しない場合)["2023-01-01","2023-01-02"]各要素は設定した日付の形式で送信されます
真偽値["有効","無効"]
有効無効は設定した真、偽の値)
各要素は設定した真、偽の値が送信されます
配列[["a","b"],["c","d"]]配列内の配列は二重引用符なしで送信されます

区切り文字

  • 区切り文字
  • 引用符

を設定でき、設定内容に基づいて配列を変換した文字列が送信されます。

// (例)引用符に `"`、区切り文字に `,` を設定した場合に、送信される文字列
"a","b","c"