アクション
一括実行

一括実行

一括実行は、異なる引数でのアクションの実行を一括で行なえる機能です。

引数の値はフォームからだけでなくCSVファイルによる入力も可能です。

一括実行画面

一括実行の方法

  1. アクション実行画面の右上にある「一括実行へ進む」ボタンから一括実行画面に移動します。
「一括実行へ進む」ボタン
  1. アクションの引数の入力画面が表示され、「実行内容を追加する」ボタンを押すと引数の入力フォームが追加されます。
  2. 各実行内容の引数の値を入力し、ページ最下部の「一括実行する」ボタンを押すと一括実行が開始されます。

一括実行結果を確認する

一括実行を開始するとサイドバーに各実行結果のステータスが表示されます。

アイコンステータス
実行待ち
🟡実行中
実行成功
実行失敗

サイドバーの各項目を選択すると、各実行結果を確認できます。

各実行結果は通常のアクションの実行結果と同様に、CSVやJSON形式でのダウンロードも可能です。

別の引数で一括実行をする場合は、サイドバーの一番上にある「実行内容の入力」ボタンから引数の入力画面に移動し、引数の値を変更して実行してください。

CSVファイルをアップロードして引数の値を入力する

一括実行画面の「CSVで入力する」ボタンからCSVファイルをアップロードして引数の値を入力できます。

CSVファイルの入力形式

1行目にパラメータ名、2行目以降の各行に実行する引数の値を入力します。

text_param,number_param,date_param // パラメータ名
a,1,2023-01-01 // 1件目の実行での引数の値
b,2,2023-01-02 // 2件目の実行での引数の値

一括実行画面の右上にある「CSV入力用テンプレート」から、1行目のパラメータ名が入力されたテンプレートのダウンロードも可能です。

パラメータの各入力値の種類ごとの入力形式は以下の通りです。

入力値の種類説明例(CSVの入力値フォームの値
テキスト任意の値を入力してください。
文字列中で",,,\nを使う場合は文字列全体を"で囲ってください。
"を使う場合は""と入力してください。
…,a,…'a'
…,"a,b",…'a,b'
…,"a\nb",…'a\nb'
…,"""ab""",…'"ab"'
数値数値に変換できる値を入力してください。…,123,…123
日付JavaScriptのDate型に変換できる値、または UnixTimestamp (秒)を入力してください。
文字列中で,を使う場合は文字列全体を"で囲ってください。
…,2023-01-01,…'2023-01-01'
…,2023-01-01T01:01:01,…'2023-01-01T01:01:01'
…,1609459200,…1609459200
真偽値true または false を入力してください。(大文字小文字の区別なし)
未入力の場合はfalseとして扱われます。
…,true,…true
JSON値JSON値の種類ごとに、各入力値の種類と同じです。
未入力の場合はnullとして扱われます。
テキスト、数値、日付の例をご参考ください。
SQLテキストと同じです。…,select * from users;,…'select * from users;'
配列JSON形式の配列の"""に置き換えた上で、配列全体を"で囲んで入力してください。…,"[""a"",""b""]",…['a','b']
…,"[1,2]",…[1,2]
…,"[""a,b"",""\""ab\""""]",…['a,b','"ab"']
…,"[[""a"",""b""]]",…[['a','b']]
システム値テキストと同じです。…,10,…'10'
ファイルCSV入力には対応していません。

ExcelやGoogleスプレッドシートではCSVエクスポート時に必要に応じて"が付与されるため、各セルの値の入力では不要です。

例えばGoogleスプレッドシートで以下のように入力します。

一括実行用のCSVファイルをスプレッドシートで作成する例

入力したシートをCSV形式でエクスポートした結果が以下で、そのまま一括実行で利用できます。

text1,text2,text3,array1,array2,array3
a,"a,b","""ab""","[""a"",""b""]","[""a,b"", ""c,d""]","[""\""ab\"""", ""\""cd\""""]"