JSON値
JSONのなかで使う値を設定するパラメーターの種類です。
通常のパラメーターもJSONとして送信できますが、JSON値として設定されたパラメーターは、置き換えるときに値の種類に応じてクオーテーションが自動で付与されます。
また、値を入力したくない場合に、空文字や0ではなく null
を値として設定できます。
JSON値のパラメーターでは、置き換え方法が異なる点と null
値の扱い以外、他の種類のパラメーターとほぼ同様に扱うことができます。
「JSON値の種類」という選択肢のなかで、「テキスト・数値・日付」の3種類から値の種類を選択できます。
ただし、「入力必須かどうか」は項目として選べません。
これは他の種類のパラメーターと異なり、null
を入力可能にするのがJSON値の役割の1つであるためです。
JSON値は種類に応じて以下のように置き換えられます。
型 | 値 |
---|---|
文字列 | 入力値にダブルクオーテーションを付与した文字列 |
数値 | 入力値そのままの文字列 |
日付 | ダブルクオーテーションを付与した文字列 |
日付(UnixTime) | 入力値そのままの文字列 |
文字列や日付(Unixtime以外)の値には、自動でクオーテーションがつきます。
実際にJSON値を使用したリクエストの設定例は、以下の通りです。
実行画面、ならびに実行結果は以下のようになります。
「値にnullを設定する」というトグルが表示され、ONにされた値は送信時にnull
が設定されます。
URLパラメーターによる初期値の設定
別のアクションからの画面遷移などで、URLパラメーターを指定すると、JSON値の初期値は次のように設定されます。
URLパラメーター | 初期値 |
---|---|
キーなし | 初期値が設定されていたら初期値。設定されてないならnull。 |
?key= (空文字指定) | null |
?key=aaa | テキスト:aaa, 数値:0, 日付:aaa |
?key=123 | テキスト:123(文字列), 数値:123, 日付:123 |
?key=2022-01-01 | テキスト:2022-01-01, 数値:0か設定された初期値, 日付:2022-01-01 |
上記の表の通り、初期値に関わらずnull
を設定したい場合は、空文字を設定していただくと画面移動後にnull
として扱われます。