アクション
データソース別の設定
Firestore

Firestore (Datastore)

Firestore (Datastore) のデータソースに接続する

Firestoreとの連携では、FirestoreまたはFirestoreのDatastoreモードの操作を行なえます。

1. 右上のメニューから「データソース」を選択する

2. 「データソースの追加」をクリックする

3. データソースの種類の中から「Firestore」を選択する

データソースの選択

4. データソースへの接続に必要な情報を入力して保存する

データソースの接続設定

サービスアカウントキーの保存

上記の 4 のステップでは、データベースの操作のために必要なサービスアカウントキーを保存します。

Google Cloudコンソール上で発行し、JSON形式でダウンロードしたファイルの内容をフォームに貼り付けて保存してください。

サービスアカウントキー発行の詳しい方法については、Googleのドキュメント (opens in a new tab)を参照ください。

必要なロールの割り当て

サービスアカウントには、下記FirestoreのIAMロール (opens in a new tab)のいずれかの割り当てが必要となります。

Firestoreに関連するIAMロールは、Google Cloudコンソール上では Cloud Datastore となっている点にご注意ください。

  • 読み書き両方: Cloud Datastore ユーザー
  • 読み込みのみ: Cloud Datastore 閲覧者

もし割り当てが行なわれていない場合は、Google Cloudコンソールの、 IAMと管理IAMの設定 (opens in a new tab)にて行なってください。

Firestore (Datastore) をアクションで利用する

Firestoreアクションは、実行内容をJavaScriptのコードとして記述します。 実行は、ベースマキナのアプリケーション本体から隔離された環境下のNode.jsインスタンス上で行なわれます。

コード内では、Firebase Admin SDK (opens in a new tab) および、Cloud Datastore Node.js Client (opens in a new tab)の、初期化済みのクライアントを変数として利用できます。

これらのSDKを通じて取得した、配列またはObjectを return 文で返すことで、アクションの実行結果を返すことができます。

Firestoreアクションは、AsyncFunctionとして実行されるため、コードのトップレベルで await を使用できます。

Firestoreの操作を記述する

Firestoreの操作では、db 変数と firestore 変数を使用します。 それぞれの変数の型の詳細は下記のGoogle CloudおよびFirebaseのドキュメントでご確認いただけます。

操作の具体的な例については、Firebaseのドキュメント (opens in a new tab)の各項目の Node.js タブをご参照ください。

いくつか例を示します。

ユーザーの一覧を取得する

const collection = await db.collection("users").get();
const users = collection.docs.map((doc) => {
  return {
    id: doc.id,
    ...doc.data(),
  };
});
return users;

ユーザーを追加し、結果を取得する

const res = await db.collection("users").add({
  name: {{ name }},
  email: {{ email }},
  createdAt: firestore.Timestamp.now(),
});
const user = await db.collection("users").doc(res.id).get();
return {
  id: res.id,
  ...user.data(),
};

Datastoreの操作を記述する

Datastoreの操作では、datastore 変数を使用します。 変数の型の詳細は下記のGoogle Cloudのドキュメントでご確認いただけます。

操作の具体的な例については、下記リポジトリのサンプルコードをご参照ください。 https://github.com/googleapis/nodejs-datastore/tree/main/samples (opens in a new tab)

いくつか例を示します。

ユーザーの一覧を取得する

const query = datastore.createQuery("User");
const [users] = await datastore.runQuery(query);
return users;

ユーザーを追加し、追加した情報を返す

const userKey = datastore.key('User');
const user = {
    key: userKey,
    data: [
        {
            name: 'name',
            value: {{ name }},
        },
        {
            name: 'email',
            value: {{ email }},
        },
        {
            name: 'createdAt',
            value: new Date(),
        }
    ]
}
await datastore.save(user);
return user;