ユースケース
AI活用
サポート対応時のユーザーサマリ生成

サポート対応時のユーザーサマリ生成

顧客詳細ページでAIサマリが表示された画像イメージ

想定シナリオ

カスタマーサポート担当者がユーザーからサービス上での決済が失敗しているため確認して欲しいという依頼を受けた際、ユーザーの決済にまつわる情報を集約したサマリをAIで生成する例です。

お問い合わせ管理ツール上でユーザーからの質問を受け取り、その後データベースやサービスの管理者用APIを通じてユーザーの利用プランと決済履歴を収集します。

その後、各種レスポンスの内容をAIでサマリに変換して画面上に表示。問い合わせ解決に必要な情報を迅速に把握可能になります。

利用者例

  • カスタマーサポート
  • セールス
  • CRE(Customer Reliability Engineer)

業界例

  • 法人向けSaaS全般
  • EC
  • 金融

事前準備

AIプラットフォームとの接続設定については、AIプラットフォームへの接続を参照してください。

設定例

想定されるアクション一覧

アクション名処理の概要データソースの種類
利用プラン情報取得ユーザーの現在の利用プラン情報を取得HTTP
決済履歴取得ユーザーの決済履歴を取得HTTP
決済サポート用サマリ生成決済関連データを統合してサマリを生成。AIにわたすプロンプトの内容をここで定義するJavaScript

想定されるプロンプトの内容

JavaScriptアクションのコードのなかで、以下のようにプロンプトを定義します。

決済の不具合を調査したいという問い合わせに対して、以下の情報を基にカスタマーサポート担当者向けの簡潔なサマリを日本語で生成してください。
 
【利用プラン情報】
- プラン名: ${subscriptionInfo.plan_name}
- プラン開始日: ${subscriptionInfo.plan_start_date}
- プラン状態: ${subscriptionInfo.plan_status}
- 料金: ${subscriptionInfo.monthly_price}円/
 
【最近の決済履歴】
${paymentHistory.payments.map(payment =>
  `- ${payment.payment_date}: ${payment.amount}円 (${payment.status}) - ${payment.payment_method}`
).join('\n')}
 
サマリは以下の構成で生成してください:
1. 現在のプラン状況(1行)
2. 決済状況の概要(1-2行)
3. 決済不具合の可能性や確認ポイント(1-2行)