画面作成機能の使い分け
ベースマキナには「アクションを実行する」、「アクションの実行結果を表示する」ための画面を作成する機能が用途別に複数あります。 このページでは、それぞれの機能の特徴と使い分けについて説明します。
生成AIを使用した「作りたい画面がどの機能で作れるか」の確認も可能です。 詳細は以下のドキュメントをご参照ください。
※生成AIの回答内容の正確性は保証いたしかねます。あらかじめご了承ください。
画面を作成する3つの方法
ベースマキナで画面を作成する方法は、主に以下の3つがあります。
ビューのビジュアルエディター
直感的な操作で画面(ビュー)を作成できる機能です。 基本的にはノーコードで設定でき、さらにJavaScriptを使用した高度な設定も可能です。
ビューのコードエディター
ReactとJavaScriptを使って完全にカスタマイズされた画面を作成できる機能です。 コードを書く必要はありますが、組み込みの関数やコンポーネントが用意されているためフルスクラッチの開発よりも簡単に画面を作成できます。
アクション実行画面の結果の加工
アクション実行画面で実行結果を加工して画面を作成できる機能です。 JavaScriptを使用して、実行結果を加工、別の画面へのリンクを表示などが可能です。 またアクションのパラメーターを使用したサーバーサイドのページネーションも設定できます。
使い分け
基本的に最も作成が簡単なビューのビジュアルエディターを推奨しています。
その上で、ビジュアルエディターでは対応できない画面の場合は「アクション実行画面の結果の加工」、 それら2つの機能でも対応できない場合にビューのコードエディターを使用するのがおすすめです。
以下では典型的な管理画面ごとに3つの方法の使い分けについて説明します。
一覧画面、検索画面
まずは以下のような一覧データをテーブルで表示する一覧画面・検索画面についてです。

以下の機能を持つ画面は、ビジュアルエディターで最も簡単に作成できます。
- 列名をカスタマイズする
- 列を並べ替える
- 列にアクション実行画面やビューへのリンクを表示する
- 列にリンクや画像、動画を表示する
- 実行結果をJavaScriptを使用して加工する
- クライアントサイドでのページネーション
以下の機能が必要な画面はビジュアルエディターでは作成できないため「アクション実行画面の結果の加工」を使用してください。 ※ビューのコードエディターでも作成できますがコードを書いて設定する必要があるため、「アクション実行画面の結果の加工」の使用を推奨しています。
- サーバーサイドのページネーション
- 画像の表示サイズの変更(結果の加工のimage関数に対応する機能)
上記以外の機能を持つ画面は、ビューのコードエディターでのみ作成できます。
- 各行にサブメニューを表示する
- 列にバッジ、ボタンなどを表示する
- テーブルの上にボタンやメニューを表示する
- 文字や背景の色を変える
など。
詳細画面
次に以下のような詳細データを1件表示する詳細画面についてです。

以下の機能を持つ画面は、ビジュアルエディターで最も簡単に作成できます。
- リンクや画像、動画を表示する
- 実行結果をJavaScriptを使用して加工する
以下の機能が必要な画面はビジュアルエディターでは作成できないため「アクション実行画面の結果の加工」を使用してください。 ※ビューのコードエディターでも作成できますがコードを書いて設定する必要があるため、「アクション実行画面の結果の加工」の使用を推奨しています。
- アクション実行画面やビューへのリンクを表示する(結果の加工のlinkToAction関数、linkToView関数に対応する機能)
- 画像の表示サイズの変更(結果の加工のimage関数に対応する機能)
上記以外の機能を持つ画面は、ビューのコードエディターでのみ作成できます。
- バッジ、ボタンなどを表示する
- 詳細データの上にボタンやメニューを表示する
- 文字や背景の色を変える
など。
作成画面、更新画面
最後に以下のようなデータを入力するフォームを表示する作成画面・更新画面についてです。

以下の機能を持つ画面は、ビジュアルエディターで最も簡単に作成できます。
- フォームの初期値で固定の値を使用する
- フォームの初期値でクエリパラメーターの値を使用する
- フォームの初期値でアクションの実行結果の値を使用する
上記以外の機能を持つ画面は、ビューのコードエディターでのみ作成できます。
- 特定の入力項目を編集不可または非表示にする
- 入力項目のレイアウトを変更する(横並びにするなど)
- フォームの送信ボタンのラベルを変更する
- フォームの送信時にトーストを表示する
- 文字や背景の色を変える
など。