アクションとは
アクションは、ベースマキナの中核となる機能で、データベースやAPIに対する操作を定型化し、誰でも安全に実行できるようにする仕組みです。
アクションの概念
アクションを使うことで、SQLクエリの実行やAPI呼び出しなど、これまで開発者が行なっていた操作を、誰でも簡単に実行できるようになります。
たとえば、以下のような業務をアクションとして定型化できます。
- 顧客情報の検索・更新
- 注文ステータスの変更
- レポートの生成・ダウンロード
- 外部サービスとの連携処理
アクションの仕組み
アクションは以下の3つの要素で構成されます。
1. データソース
MySQL、PostgreSQL、HTTP API、gRPCなど、接続先のデータソースを登録します。
詳しくは各データソースの設定のページを参照してください。
2. 処理ロジック
SQLクエリやAPI呼び出しのロジックを定義します。パラメーターを受け取って動的に処理を変えることも可能です。
3. 権限・レビュー・バージョンの設定
実行権限、レビュー、バージョン管理など、アクションの動作を制御する設定を行ないます。
アクションの利点
実行画面の自動生成
アクションを登録すると、実行画面が自動で生成されます。画面を1から実装する必要はありません。
細かい権限管理
ユーザーやグループ単位で、アクションごとに実行権限を細かく設定できます。
詳しくは実行権限を参照してください。
レビュー依頼により、承認作業を仕組み化できる
重要な操作には、実行前に他のユーザーによる承認を必須にできます。
詳しくはレビュー設定を参照してください。
バージョン管理
アクションの変更履歴を管理し、環境ごとに別のバージョンを使用する、必要に応じて過去のバージョンに戻すといったことが可能です。
詳しくはバージョン管理を参照してください。
柔軟な実行方法
アクションは、以下のような多様な方法で実行できます。
- アクション実行画面から手動実行
- 予約実行でスケジュール実行
- 一括実行で複数データを一度に処理
- ビューから呼び出して実行
- JavaScriptアクションから他のアクションを呼び出して実行