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別のアクショングループへ遷移する

アクションの実行結果を加工することで別のアクショングループへ遷移できます。遷移するときにアクションを実行して得られた結果をパラメータとして添付できます。

遷移先のリンクを設定する

ここでは例として、アクショングループIDc979irnkobjmsbdhmdngへ遷移する設定をします。IDはアクショングループの詳細画面の編集ボタンの下から入手できます。

アクショングループIDをコピーする

遷移先のアクショングループの設定

アクショングループでは、アクションに設定された「パラメーター」に対応する値を遷移元から渡すことができます。

別のアクションへ遷移するを参考に、アクションに受け取りたい「パラメーター」を設定してください。

ここでは、アクショングループ内の"顧客情報の取得"アクションに、customer_idパラメーターが設定されているものとします。

遷移元のアクションの設定

遷移元のアクションの実行結果に表示されている「結果表示のカスタマイズ」から「結果の加工スクリプト」タブをクリックし、スクリプトのコードを編集して設定します。

スクリプトで利用できるlinkToActionGroup関数を用いて遷移先アクショングループのリンクを設定します。この関数はスクリプト内で補完されます。

リンクを設定する関数の補完
function linkToActionGroup(title: string, actionGroupId: string, params?: Record<string, string>): InternalLinkTag
  • title
    • 遷移先リンクを表示するタイトルです。
  • actionGroupId
    • 遷移先のアクショングループIDです。
  • params
    • オブジェクト形式で指定します。
    • 必須ではありません。指定するとURLパラメータになります。

ここでは例として遷移先のアクショングループc979irnkobjmsbdhmdngへ遷移しcustomer_idパラメータへ顧客のIDを渡す設定をします。

スクリプトでlinkToActionGroup関数を利用する

スクリプトが保存され、実行結果に反映されると 顧客対応を行う リンクが一覧に表示されます。

実行結果

顧客ID2のリンクをクリックし、アクショングループへ遷移すると期待通りにcustomer_idパラメータに2が渡されることを確認できます。

遷移結果